高齢者は周りが見えてないのです。
良く高齢者のお客様の接客をしますが視野が狭く案内表示板が見えず、良く聞かれます。
多分運転でもそうですよね。
視野が狭くなると、レジのトータル金額も目に入らず『いくら?』と聞かれます(聞くほうが早いですから)
2千○○円です。と言うとお財布をおもむろに出し、多分先程言った千円以下単位は忘れる。
再度『二千、いくら?』と聞かれ
小銭を探している内に十円以下は忘れてしまうんだと思います。
この繰り返しなのです。
決して傍若無人じゃないんです。
周りの状況が見えなく(自分の後ろにどれだけの人が並んでいるのか)100円玉と1円玉を間違えたり、5円玉と50円玉も見間違えます。
酷い人になると小銭さえ出さなくなって、お札で会計をしますが小銭がお財布一杯になってるの良く見ます。
まだ、自分が持っている硬貨を出そうとする高齢者は達者だと思います。
接客業をしていると上手く誘導するように心がけています。
まして高齢者は電子マネーなど使えませんからレジでもたもたしていても不思議じゃないんです。
どうかおおらかな気持ちで見て頂けたら…と思います。
いずれ私達も同じようになるんですから。
ある日女性高齢者で歯医者の予約カードをレジ会計時に見せられ、今日は予約の日かしら?と尋ねられたことがあります。多分近くに身内がいない方なんだろうと思いました。予約表を見ると二日後でした。まだ二日後ですよと言うと時間は何時かしら?と
あぁ・・・この予約カードに書いてある字が見えないんだと気が付きました(小さい字ですもの)
ふと見上げるとレジに沢山の人が並んでいて、慌てました。
すぐに2レジ、3レジを呼んで対応してもらった次第です。
私の困った顔で同僚達はすぐ気が付きレジ対応してくれました。
あとから社員に報告しました。こんなお年寄りがいて、レジ対応がスムーズに行かなくなり申し訳ありませんでしたと言うと優しく接してあげて良かったと言われました。
近い将来、私達も社会で迷惑を掛けているかもしれませんね。