60歳になりましての日記

60歳になりまして、これから訪れる老後の生活を綴っていこうと思います。

今でもあの光景は目に焼き付いてる

もう3年ほど前の話になりますが。

仕事中、社員と私が仕事のことで話していると60代くらいの女性が

「お義父さんが冷凍食品を開けちゃったんですが・・・」と言ってきました。
「申し訳ありません、お代は払いますので」と。

社員のA君は大丈夫ですよ、いりませんのでと言って冷凍食品の売り場へ二人で言ってみると。

そこにいた高齢の男性が空を見ながら冷凍食品のチャーハンをボリボリ食べている光景でした。
床には封を開ける時、飛び散ったチャーハンが散乱していました。

私と社員A君はびっくり!

すぐに認知症の高齢者とわかりました。

社員のA君が「消毒用のアルコールとほうき、ちりとり、キッチンペーパーをバックヤードから持ってきて!」と。
アルコールもですか?と聞き直すと、一応念の為(病気など合った場合を考慮して)と。
なるほど・・・納得しました。

お嫁さんらしきその女性は冷凍チャーハンを取り上げ、早々に私達は掃除に取り掛かりました。

実は私、この女性ともう一人男性が買い物をしているのを見ています。
恐らくご夫婦で多分この高齢者の息子さんだと思います。

が、冷凍食品コーナーにいたのはそのお嫁さんと高齢者だけで息子さんの姿は見えませんでした。
(恥ずかしくて、その場を離れたのかも)

その後、申し訳ありませんと何度も詫びるので大丈夫ですよと社員のA君が対処していました。

お話によると、その高齢のお義父さんを車に残し(ロックして)買い物をしていたらしい。
だけど車のロックを外し店内に入ってきたようです。

思えば、店に入ってきたのは不幸中の幸いで歩いてどこかへ行ってしまないことが良かったと思いますし
車の往来も激しいので事故に合わなくて良かったです。

その後、お会計を済ませ帰っていきました(どうやら、お父様のお買い物だったようです。紙おむつとかありましたので)

認知症とはこういうことかと思い知らされました。
それに足腰丈夫ですと、目を離せられなくなりますね。

知り合いで認知症のお義父さんが勝手に車の運転をしないように鍵を隠したとか。
また別の知り合いはお義父さんが万引して・・・警察のご厄介になったとか。
本人は万引きした意識がない認知症らしいです。

いずれも足、腰、丈夫な方らしいです。

私も歳を取れば子どもたちに迷惑をかけるかもしれない。
そう思うと、ぽっくり逝きたいですが中々そういう訳にいかないでしょうね(悲しいかな)

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